2008年3月9日(日)

キリン

東京都羽村市

キリンのマンホール

ほんとうのキリンはあの黄色くて首の長い動物ではなく、お父さんが飲んでるビールのラベルに描かれている麒麟だという言う話は、たぶん子どもが初めて知る豆知識のひとつだろう。小学校の中学年ぐらいになると、クラスに必ず一人か二人いる「博士くん」や「おしゃまさん」がそんなことを教えてくれた。

その話はやがて「あの麒麟の絵の中には『キ』『リ』『ン』の三文字が隠れている」というトリビアとなり、僕たちはだんだんそういううんちくや無駄知識を喜ぶ大人の世界に入っていくことになる。

それがうれしいような、ちょっと哀しいような。

羽村動物園をデザインした羽村市のマンホールは、そんなことをまだ知らなかった子供の頃を思い出させてくれるような明るさに満ちていた。