2008年6月7日(土)

新幹線電車図書館

東京都昭島市つつじが丘3-1-30(昭島市民図書館つつじが丘分室)

0系

通勤や出張の電車の中で本を読む人は多いだろう。わたしのように、電車以外では読まない、という人もいるのではないだろうか。

昭島市にはそういう人向け(?)、そのものずばりの新幹線図書館がある。

看板

初代新幹線の0系を利用したもので、窓の下に低い子供用の本棚を置き、網棚に大人用の単行本が並んでいる。読書スペースは列車の座席(二代目(100系)のオレンジのシート)がそのまま使われていて、本を読まずに座っているだけでも楽しい。一人で出張の時には煩わしい3列シートも、親子や友達同士で並んで本を読むのにちょうどいい感じだ。

運転席にもはいれるのだが、おじさん一人ではちょっと気が引ける。こういう時は、子ども連れの若いおとうさんがうらやましい。仕方なく、窓際の席で束の間の旅気分を味わって、しばしの休息をした。

※ 2020年3月27日をもって閉館しました(新型コロナウイルス対策のため、実際の利用は1日まで)。車両の処遇は未定です。