2008年6月28日(土)

晩香廬・青淵文庫

東京都北区西ヶ原2-16-1(飛鳥山公園)

晩香廬

日本の近代経済社会の礎をつくった渋沢栄一。飛鳥山公園の一部となった彼の邸宅跡は、渋沢庭園と名付けられ、落着いた散策を楽しめる。

青淵文庫

戦災で、曖依村荘(あいいそんそう)と呼ばれた渋沢家の多くの建物は失われたけれど、晩香廬と青淵文庫の二棟が今も残り、重要文化財として保存されている。毎週土曜午後の内部公開に、タイミング良く行当った。

接客用の離れとして建てられたという晩香廬の内部は、大正ロマンを感じさせる上品で落着いた雰囲気。見上げると真っ白な天井に草花のレリーフが美しい。お茶は頂けないけれど、掛け心地の良い椅子でちょっと贅沢な休憩を…。がさつな日常を忘れて少し豊かな気持になった。

北区教育委員会の説明板 | 晩香廬 | 青淵文庫