2008年7月21日(月)

駅伝の碑

東京都台東区上野公園2-1

駅伝の碑

夏休みの朝、うっかりTVをつけると高校野球中継を見てしまい、どこへも出かけないで一日を過してしまうことがある。正月休みに同じような経験をするのが、駅伝だ。

蓮のつぼみ

ちょっとお屠蘇を飲んで外へ出るのがおっくうになり、箱根駅伝の往路復路を見て貴重な正月休みのうちの二日を無為に過してしまった経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。いやいや「無為」は言過ぎたかもしれない。そうして一日家で過す事こそ正月の楽しみ、という考え方もある。

その駅伝は、日本発祥のスポーツだ。大正六年(1917)に京都・三条大橋−東京・上野公園間を三日間でリレーした「東海道駅伝徒歩競争」がその最初だそうだ。

不忍池の弁天堂へ渡る参道のたもとに、それを記念する碑が建っている。池には今にも開きそうな蓮のつぼみがポツポツと見える。明日の朝になれば、あちこちからポンポンという花開く音がスタートの号砲のように聞える(?)かもしれない。

碑 文