多摩川サイクリングロード右岸終点
東京都羽村市羽741(羽村市郷土博物館)
長いこと多摩川を走っているけれど、思えば羽村堰の橋を渡ったことがないことに気がついた。右岸のサイクリングロードの終点はどうなっているのだろう。
B.B.Qや水遊びをする人たちを見ながら、羽村堰下橋を渡って右折。川上へ500mぐらい走ったところで、道は右の写真のとおり唐突に山に突き当って終ってしまった。土手の下には羽村市郷土資料館と重要文化財の旧下田家住宅が見えるけれど、階段しかないので降りられない。
川遊びする人の姿もここまで走ってくる自転車もほとんど無く、手持ちぶさたにぼんやりと多摩川を眺めていたら、河原に木を三角に組んだものが並んでいるのに気がついた。傍らの案内板によると、「牛枠」という水害対策に作られたものだそうだ。説明によれば、「聖牛」「笈牛」「鳥脚」などの名前がついたものもあるらしい。みな動物の名がついているところがおもしろい。
暑いから、郷土資料館で涼んで帰ろうか。自転車はかついで土手を降りるしかないね。