十三夜
東京都世田谷区喜多見5-27-14 (次大夫堀公園民家園)
昨日は十三夜だった。昼間は雨もよいのはっきりしない空だったけれど、夜はどうだったろうか。次大夫堀公園民家園を訪ねると、民家の縁側に芋や栗など十三夜のお供えが飾ってあった。
そういえば、先月の十五夜も見逃してしまった。月を見なくなって久しい。
昔の人は、夜になればTVではなく月や星を見て楽しんだ。月の満ち欠けを暦にして生活のリズムをつくってきた。お月様はいつも優しい顔をして、空から見守ってくれていた。
お月様いくつ / 十三七つ
そんな歌を歌いながら祖母と歩いた夜道を思い出す。いつかわたしに孫ができても、そんな古い歌は歌わないだろうな。それがなんだか、少し寂しい気がする。
「十三七つ」ってなんだったんだろう。