2008年11月15日(土)

篠崎駅前交番

東京都江戸川区篠崎町7-27-15先

篠崎駅前交番

半透明の強化ガラスでできたルービックキューブが、駅前広場の真ん中で宙に浮いている。洒落たファッション雑貨のアンテナショップか何かかと思いきや、街の安全を守る交番だった。

背面

一昔前なら、権威を誇示するかのように重厚だったり、デモ隊に襲われないように堅牢に造られていたりして、こんなに明るく軽快な姿は想像もできなかった。街は平和になり、警察も市民に歩み寄ろうとしている表れなのだろうか。

スクエアな正面とは対照的に、まるい背中がカタツムリのように見えておもしろい。

篠崎駅前交番(警視庁小松川警察署)は、藤木隆男建築研究所の平成6年(1994)の作品だ。