玉川上水に交差する残堀川
東京都武蔵村山市一番町4-1
玉川上水は武蔵野台地の最も高い所を流れていて、その北側には黒目川や石神井川などの荒川水系、南には野川などの多摩川水系の小河川を分ける分水嶺のような位置にある。
その玉川上水を乗り越えて、狭山から多摩川に注いでいる唯一の川が残堀川だ。
左の写真で黒々とした壁の下の方に見える石積みの下が残堀川の河床。その奥に光って見える玉川上水は、この下をくぐって、写真を撮っているわたしの後ろでまた流れを復活させる。水害防止のために川幅ばかり大きくなって見栄えのしない残堀川に対して、多摩川の水を引いて滔々と流れる玉川上水は、コブシ並木に飾られてとてもイイ感じ。下流側には桜も咲いている。
残堀川沿いに南に下って多摩サイに出ようと思っていたのだが、やっぱり玉川上水沿いに帰ることにしよう。