江ノ電601号
東京都世田谷区宮坂1-24-6(宮坂区民センター)
わたしが子供の頃の京王線は、緑色の車輌だった。だから路線は違っても、緑色の電車を見るとなんだか懐かしい感じがする。
東急世田谷線宮の坂駅前に、緑の世田谷線車輌が置いてある。いつもは横目に見ていただけなのだが、今日、改めて説明板を見ると「江ノ電601号」と書かれていた。
「世田谷線は、もと江ノ電だったのか!?」とビックリしたが、よく読むと世田谷線の車輌を江ノ電に譲渡したということだった。意外なつながりがあるモノだ。
東急目蒲線などにも緑の電車は走っていたけれど、今はみな銀色のステンレス車輌に変わってしまった。東京の開発が進み、景色から緑が失われていくのと歩調を合わせるかのように緑の電車も消えていった。まだ緑の電車が走っている鎌倉・江ノ島がうらやましい。
それにしてもこの電車、何で後ろ向きに置いてあるんだろう。