2009年5月31日(日)

浅間塚

東京都東村山市本町1-15-11

浅間塚

府中街道を西武新宿線が横切る踏切脇の公園に、頂上に女神像の建つ塚がある。像の台座としてわざわざ築いた築山かと思ったら、古くからある境塚というものだという。

浅間社

その説明板に、「あちら側にある円墳状の塚」と紹介されている浅間塚を見に行ってきた。あちら側と言われてもまわりは建物に囲まれて何も見えず、前回は見つけることが出来なかったのでそのリベンジだ。

新青梅街道と府中街道の交差点近くから「この先行き止まり」という道に入って行くと、果たせるかな西武新宿線と国分寺線に挟まれたエアポケットの奥に緑深い小山が見えてきた。塚の上に後から小祠を祀ったものなので、厳密には富士塚ではなく浅間塚という。鳥居のないのがなんとも変な感じ。

まだまわりに家がなかった頃は、二つの塚が仲良く並んで見えたのだろう。のどかな感じだったのか、神秘的な雰囲気だったのか、目を瞑って想像してみるのだがうまくイメージが湧いてこない。うーん、気になる。

東村山市教育委員会の説明板 | 境塚(平和塔公園)