平屋の家(旧東海道)
東京都品川区東大井一丁目
現役と引退。新旧の木造平屋建て家屋を旧東海道で見つけた。特別な造りではないけれど、今はもう滅多に見られなくなった絶滅危惧種だ。
左の写真の建物は、鮫洲駅前の一等地に建っている。もちろん人が住む家だからわたしより背が高いはずなのだが、瓦屋根の見える面積が広いので見下ろしているかのような錯覚を覚える。平屋の「平」は「たいら」と読むんだったなと再認識するようにぺっちゃんこだ。屋根の上に広がる青空が新鮮に見える。
街道に対して間口が広く、昔は何かの商売をしていたのだろう。今は静かに眠っているかのように見えるけれど、駄菓子屋か何か昭和レトロを演出したお店にしたらおもしろいかも知れない。
※ 写真の家はどちらも、2013年には無くなっていました