2009年10月19日(月)

野川自然の里

東京都小金井市東町5-2

とんぼたんぼ

武蔵野公園のハナミズキの散歩道に沿った第一調整池の空き地を、一面の銀の穂が埋めている。ぼんやりしているうちに、秋はどんどん進んでいく。

すすき

ススキの間から案山子が頭を覗かせていた。はて、こんなところに田んぼなんかあったかな。

これまで気がつかなかったが、2007年からここに田んぼ(とんぼたんぼ)とビオトープ(どじょう池)がつくられて、野川の自然環境を再生する活動が行なわれているのだそうだ。

収穫が終わったはずの田んぼにはまだ水が張られたままだ。水田を中心とした生態系を壊さないために、水を抜かず耕さない、冬期湛水+不耕起移植栽培という方式を採用しているのだという。

お米を雀たちから護る役目を終えた案山子は、一時お休みをもらって自分の時間を楽しもうとしている。手に持った網は、何を狙っているのかな。

野川自然の会のHP