2009年12月6日(日)

芝東照宮のイチョウ

東京都港区芝公園4-8-10

全景

江戸幕府を治めた徳川将軍家の菩提寺の一つ、芝の増上寺に隣接して家康を祀った芝東照宮が建っている。以前は増上寺の一部だったが、明治の神仏分離によって独立した神社となった。

アップ

その境内に聳える大銀杏は、三代将軍家光の御手植えと伝えられている。と言うことは、樹齢400年近くと言うことか。堂々とした大木だが目立った気根は見あたらず、すっきりとした立ち姿だ。

イチョウの多い芝公園の中にあって、長老格としてどっしりと構えている。まわりが皆きれいに黄葉しているのに、まだ少し緑を残しているところは、最後を飾るトリとしての出番に備えているかのようだ。

東京都教育委員会の説明板 | 芝東照宮鎮座由来記