2010年1月4日(月)

下原刀鍛冶発祥の地

東京都八王子市下恩方町126

下原刀鍛冶発祥の地碑

モリアオガエルの道を走ろうと思って地図を見ていたら、バスの路線図に「辺名」という名前を見つけた。

「へんなバス停」(辺名/変な)をネタになんか書けるぞ、と勇んで出かけたのだが、はてさて現地に着いてみてもそれらしいものが見あたらない。あるのは、手元の地図(2004年版)ではまだ予定になっている圏央道が完成して、重々しく頭上に覆いかぶさっているばかり。

代わりに見つけたのが「下原刀鍛冶発祥の地」と彫られた大きな石碑だった。碑の背後、南の尾根の向こうには浄福寺城跡や八王子城跡があり、下原刀(したはらとう)は城跡に関連する大石氏や後北条氏、後の徳川氏に庇護されて発展した中世の名刀なのだそうだ。

家に帰ってから調べてみると、バス路線は昨年末2009年12月29日をもって廃止されていたのだった。う〜ん、間一髪の差だったなぁ。

碑 文