2010年3月14日(日)

薬師池公園梅園

東京都町田市野津田町3270

薬師池

望遠レンズというのは、その名の通り遠くの被写体を近くに引き寄せるために使う。…と思っていたのだが、近頃はバズーカ砲のような望遠レンズを目の前の花にぴったりとくっつけて接写しているカメラマンを見かけることが多くなった。望遠レンズは被写界深度が浅いので、背景のぼけたきれいな写真が撮れるのだ。

梅林

わたしはどちらかというと風景写真派なので、あまりそういう写真の撮り方はしないできた。「木を見て森を見ず」と言うけれど、梅や桜などの場合は、花を見て木を見ずという感じがわたしの感性に合わないのだ。

薬師池公園の梅園は紅白の梅がほどよく配されていて、遠くから眺めると紅白の幔幕を広げたように美しい。色が淡いので、幔幕というよりは春霞のようでもある。こういう景色を見ると、やっぱり梅は俯瞰で見るのが良いとわたしは思う。

東京都教育委員会の説明板 | 旧永井家住宅