釜の淵公園
東京都青梅市駒木町1-684(郷土博物館)
川の流れが岩盤に阻まれて大きく湾曲すると、外側は切り立った岩壁と深い淵となり、内側には砂が溜まって浅瀬や広い河原ができる。釜の淵公園はそうしてできた渓谷美を身近に楽しめる公園だ。
岸辺を彩る桜並木の下の河原では、お花見の宴が繰り広げられている。飲み食いに忙しい大人たちをよそに、子供たちは水遊びに夢中だ。その光景を、鮎美橋(あゆみばし)の上から微笑みながら見守る老夫婦。皆それぞれの楽しみ方で春を満喫している。
夏には水遊びが楽しい。秋になれば紅葉が川面に映える。郷土博物館で知的な雰囲気を味わうのも悪くない。奥多摩や梅郷からの帰り道にちょこっと休憩に寄ることが多かったけれど、今度はもう少しゆっくりと来てみようかな。
(参考)2010年の東京の桜開花宣言は、3月22日でした。