水木しげる生前墓
東京都調布市富士見町1-35-4(覚證寺)
4月から始まったNHK朝の連続ドラマ小説は「ゲゲゲの女房」。ゲゲゲの鬼太郎で有名な漫画家水木しげるの奥様、武良布枝の自伝小説が原案になっている。
水木夫妻が住む調布市が舞台ということで、市内には鬼太郎をあしらったピンクの幟がはためき、調布はゲゲゲ一色に染まっている。FC東京の応援フラッグにも鬼太郎が登場した。
ドラマでは、二人の新婚生活が始まる昭和30年代後半の調布が、「東京」とは思えないおんぼろな町に描かれていてちょっと苦笑い。わたしは小さかったのであまり記憶がないけれど、多摩川や野川の記憶があるので、のどかな田舎町であったことはまぁ否定しないけれど…。
お二人ともまだ健在だが、中央高速調布インター近くのお寺にはもうお墓が建っている。墓石のぐるりを無数の妖怪たちが取り囲み、まん丸い大内雛風の像は水木夫妻だろうか。男性はネズミ男顔、女性は鬼太郎似だ。
※ 水木しげる氏は平成27年(2015)11月30日に永眠されました。享年93歳。