ネムノキ
神奈川県川崎市多摩区/高津区境付近
川崎市側の多摩川サイクリングロードを走っていくと、東名高速の前後に何本かネムノキがあることに気がついた。それぞれに咲き具合はまちまちだけれど、色鮮やかな羽毛のような花が遠目にもはっきりと見える。ちょうど咲き始めた時期のようだ。
写真に撮った木はちょうど多摩区と高津区の境に立っていて、境界を守るゲートのように見える。ネムノキは夕方になると葉を閉じるので、「眠りの木」からその名がついたというけれど、このゲートの向こうはもしかしたら眠りの国なのかな。
ここから少し下流に行ったパークボール場のわきにある大きな木が以前から気になっていたのだが、これもネムノキ。花が咲いて、やっとその正体がわかった。今はまだほとんど咲いていないけれど、満開になったら凄い眺めだろうな。
何が凄いかって?ほら、この花、よーく見ると毛虫にも似てませんか?それが大きな木にびっしりと…。…きゃー!
(2013/07/12) 久しぶりに通りかかると、ネムノキは伐られて無くなっていました。眠りの国へはもう行けません。パークボール場そばの木は2011年の台風で倒れてしまったようです。