白岩の滝
東京都西多摩郡日の出町大久野4538の奥
平井川の上流、タルクボ沢にある「白岩の滝」は、バス停が置かれるほど有名な滝なのに、名前が混乱していてよくわからない。日の出町のHPによると、白岩の滝遊歩道入口から数えて三つ目のこの滝が「白岩の滝」とされている(※)のだが、手前にある「雨乞の滝」の傍らに「白岩の滝 日の出町」と彫られた大きな標柱が立っている。
しかもこの滝には、「上位の滝」「下位の滝」があるとされているので、左写真の上下をそう言うのかと思いきや、遊歩道入口の案内板には「上位の滝が約3m、下位の滝が12m」とあるので、辻褄が合わない。山道を登って行くと、この上部に小さな滝が隠れているのがわかるのだが、これを含めた全体が「白岩の滝」であるらしい。
この滝のある地点にはなんの説明もなく、遊歩道脇にあるベンチからは草木が邪魔をして滝がよく見えないという、なんとも不遇な「本家 白岩の滝」だった。
※ その後更新された2015年1月26日付の「白岩滝ハイキングコース」案内では、ここで紹介している「雨乞の滝」「白岩の滝」「無名の滝」の三つを総称して「白岩の滝」としている