本宿共同墓地のイチョウ
東京都府中市西府町3-4
UFOそっくりな復元古墳のある熊野神社の北にある共同墓地で、双子のイチョウの木が色づき始めた。
真逆光になってしまうので私の腕では綺麗な姿を写し撮れないけれど、日を浴びてキラキラと黄金色に輝いている。
イチョウの根元には古い石灯籠やお地蔵さんが祀られている。散り始めたイチョウの葉がその周りを埋めて、モノクロと黄色のコントラストが美しい。
それにしてもこの木はどうしてここにこんな風に立っているのだろう。墓守をする二人。その立ち位置は門番のようにも見える。
今は墓地の東側に門が開いているけれど、昔はこのイチョウが門の代わりをして、甲州街道の通る南側から墓参に訪れるようになっていたのかもしれない。