2018年4月14日(土)

鶴の舞

北海道札幌市中央区大通西2-5 北陸銀行札幌支店

鶴の舞

札幌大通公園にはいろいろな記念碑や銅像などが集まっている。ぶらぶらとそんなあれこれの写真を撮りながら散歩していて、ふと上を見たらビルの上にも不思議なオブジェが載っているのが見えた。

ビルの上にあるので銘板などは確認できないが、WEBの情報によると、「鶴の舞」という作品で作者は山内壮夫。1966年制作とあった。

実際の鶴の舞は、昔、釧路湿原の保護施設で見たことがある。丹頂鶴のカップルが寄り添い、求愛のダンスを踊りながらお互いにくちばしを上に向けて鳴き交わす。この像はその姿を表現しているのだろう。天を衝くくちばしと大きく広げた翼が優美な舞を想像させる。

気になるのは、水平に伸びた角のようなもの。「恋のダンス」ということを象徴的に表しているシンボルなのかな。

よくよく見ると、建物の窓も面白いデザインをしている。ササっと写真だけとって先を急いでしまったが、もうちょっとちゃんと見てくればよかった。