2018年4月15日(日)

信号と停止線標識

北海道札幌市

停止線

旅行の楽しみは、日常では経験できないものを見たり、食べたり、体験すること。東京では見られない絶景や歴史のある建物を見たり、海の幸山の幸に舌鼓を打つのもいいけれど、私は、その土地ならではの小ネタに旅情を感じることが多い。

信号

例えば交差点の手前に立っている停止線の標識。道路に書かれた停止線が雪に埋もれて見えなくなってもこれを目印に止まるようにという指示だ。後ろに見える信号が縦型なのも面白い。横型よりも雪が積もる面積を少なくする工夫だそうだ。

右写真のようなLED信号機も見かけた。薄いので横型にしても雪が積もり難い。雪を避けるために若干斜めに下を向いている。

左の写真では横断歩道が半分消えかかっている。別の場所ではセンターラインすらも消えかけているところがあった。歩道の角が欠けていたり、削れたアスファルトの破片が路肩に散っていたり、明らかに東京に比べて路面の傷みが激しい。積雪とそれに伴う除雪作業の影響だろう。

そういえば、海外でも同じようにボロボロな道路をあちこちで見た覚えがある。道路だけではなく建物も傷んだまま平気なところがあって、きれいに整い過ぎている日本とのギャップに異国情緒を感じたものだったが、札幌や小樽の街を歩いていて、あの時の感じがふとよみがえってきた。