2018年4月14日(土)

屋上と屋根

北海道札幌市

室外機

ホテルの部屋から外を見たら、隣のビルの屋上に見慣れないものがずらりと並んでいた。縦長の白い箱の上に四角い窓が開いている。整列して出動を待つストームトルーパー(スターウォーズに出てくる兵隊)みたいだ。別のビルの上にも並んでこっちを見ている。

分譲地

おそらく空調の室外機だと思われるが、東京で見るものとは似ても似つかない。どういう型式かわからないが、雪を避けて換気口が横を向いているのだろう。暖房中心で煙突のような形をしているのかもしれない。

札幌から小樽へ行く途中、車窓から真新しい分譲地の景色が見えた。昔の旅で見た家は雪が積もらないように屋根が急角度に折れていた覚えがあるが、今見えている家は皆一様に屋根が平らだ。彩もカラフルで、積み木を並べたみたいに楽しい。

聞くところによると、最近は危ないので雪が落ちないように屋根を平らにするのだそうだ。建物も頑丈になって、少しぐらい雪が積もっても潰れることはないのだろう。積もった雪は、屋根に伝わった暖房の熱で溶かして下水に流すのだとか。

屋上にも屋根にもいろいろ発見があって面白い。