Tap
東京都港区港南4-5 港南公園
天王洲アイルの北側、水路を挟んだ隣の島のボードウォークに不思議なオブジェが飾ってある。足元に「Tap 1995 伊藤誠」と書かれた銘板が隠れるように設置されているが、現代芸術の常で何を表現しているのかさっぱりわからない。
不安定な造形は、角度を変えてみると、ヘッドフォンのように見えたり、きれいな丸い輪を描いたり、様々に姿を変える。それはそれで面白いのだが、なんかもやもやとして落ち着かない。
周りをぐるぐると回っていて、左写真のアングルを発見した時に天啓があった。
「あ、これがTap(タップダンス)なのかな?」。
もちろん、これは私の個人的な感想で、作者の本当の意図はわからないままだ。