2018年4月14日(土)

小樽市総合博物館

北海道小樽市手宮1-3-6

機関車庫三号

総合博物館という名前になっているが、ほぼ、鉄道博物館と言っていい。もともとが旧国鉄手宮駅跡地にあった北海道鉄道記念館を継承した施設で、小樽市の歴史と自然に関する展示は小樽運河沿いにある運河館に分かれている。

野外展示

見どころは何といっても操車場跡に展示されているたくさんの車両たちだ。屋外で風雨にさらされているのでやや傷みが目立つのが残念だが、ただ古い列車や機関車が並べられているだけではなく、機関車庫や転車台なども往時のままに保存されているのがうれしい。

冬の間は降雪対策のため車両にブルーシートがかけられているのだが、まさに今日の午前中にシート外し体験会があって、今年度の公開が始まった。

雪と言えば、やはり北海道ならではの展示はラッセル車(除雪車)だ。ラッセル車の運転席には、自動車のワイパーをもっと強力にした形の旋回窓が装備されている。それがまさに目のように見えて、リアル「きかんしゃトーマス」みたいで面白かった。

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