あぶきゅうサイクルトレイン
阿武隈急行線
「赤いサイクルフェスタ丸森2018」に協賛して、阿武隈急行(あぶきゅう)でサイクルトレインが運行された。福島駅で改札とホームを共有している福島交通飯坂線(いい電)では、すでに混雑時以外に時間を限定してサイクルトレインを運行しているが、あぶきゅうではイベント限定の試験運用で、今後、本格運用を検討していくそうだ。
列車に自転車を乗せられる、ということ以外に特別なことはなく、ロングシートに座り、前に自転車を置いて転ばないように手で支えていく。混雑していなければ、始発から18時頃まですべての列車が利用可能だ。
どうせ東京-福島間は輪行なのだからサイクルトレインにする必要もないという意見もあろうが、やはり愛車と一緒に乗れるのは気分がいい。乗ってみて気がついたのだが、列車が結構揺れるので、輪行用にパッキングしたりどこかに固定したりすると、車体が擦れたり結束が緩んだりして良くなかったかもしれない。
往きはガラガラだったが、帰りは福島駅周辺へ出かける人が多く、自転車が邪魔になるかならないかギリギリどうかという乗車率だった。乗り込んだ自転車は数台だったが、それを「数台だから乗せてもいい」と思うか「利用者が少ないならやめよう」となるか。個人的にはサイクルトレインがもっと増えてほしいと思うけれど、どうだろうか。