2018年10月7日(日)

齋理屋敷

宮城県伊具郡丸森町字町西25

電話ボックス

丸森駅前の電話ボックスは蔵造り。妻に印された「齋」の字は、町の中心にある齋理屋敷の齋だ。地元の豪商齋藤家の屋敷跡が蔵の郷土館として公開され、町の観光名所となっている。

齋理屋敷

かつての丸森村の中心は、丸森大橋南側の小山の上にあった丸山城(丸森城)と、安土桃山時代の末期にそこから移った阿武隈川寄りの鳥屋館の城下町として、現在の町役場より東側の地域にあった。

ところが、阿武隈川の氾濫による水害に悩まされたために、江戸時代の末期(享保十九年(1734)〜文化元年(1804))に山側の、現在齋理屋敷のあるあたりに町場全体で引っ越しをしたのだという(※)。

現在も、周辺にはモダンな旧丸森郵便局跡の洋館や、現在の郵便局、役場、銀行、病院などが数100m圏内に集まる中心街になっている。

齋理屋敷では、地域の歴史に関する資料のほか、立派なお屋敷跡や豪商のお宝を見ることができる。今日は「自転車と旅の日MARUVERO」というイベントが開かれていて、「郷土館」というイメージとはちょっと違う華やいだ雰囲気が漂う中、多くの人で賑わっていた。

※ 2019年10月の台風19号とその後の豪雨による被害の範囲も、引っ越し前の旧城下町に重なる部分が多かったようです

齋理屋敷について | 石風呂