三条通歴史的建造物
京都府京都市中京区東片町623-1 京都文化博物館周辺
東京都は「東京の都」ではなく「東の京都」。長いこと日本の中心であった京都には神社仏閣ばかりではなく、日本の近代化を支えてきた洋館もたくさん残っている。
地下鉄烏丸線烏丸御池駅と東西線三条駅をむすぶ三条通りは建築散歩が楽しい。辰野金吾設計による旧日本銀行京都支店(京都文化博物館)の前に設置された案内板を頼りにぶらぶらと歩いてみよう。
左写真の建物は旧毎日新聞京都支局、通称1928ビル。星形の窓とバルコニーがおもしろい。設計は武田五一、昭和3年(1928)竣工。
右は明治23年(1890)築の家邊徳時計店。明治4年(1871)創業の時計店で今も現役で営業しているところがすごい。
旧日本銀行などの文化財建築は説明板が立っているので、それは下のリンク先に写真を載せた。そうしてみると有名どころは一様にどこかで見たことあるようなスタイルのものが多い。そんななか、1928ビルのような発見があると散歩の楽しみが格段に上がって楽しくなる。文化財ではないが、古い町屋をリノベーションした、Paul Smithのブティックがイイ味を出していた。