倉敷美観地区
岡山県倉敷市中央1-1-15 大原美術館
両岸に白壁の建物が並ぶ掘割りを、ゆったりと「くらしき川舟流し」の舟が進んで行く。水路の長さは300mほど。テーマパークのアトラクションを楽しむような感覚だ。
この水路(倉敷川)を中心にした倉敷美観地区には、白壁や瓦屋根で外観をそろえた昔ながらの建物が並び、大原美術館を筆頭に数々の文化施設やおしゃれなカフェ、土産物店などが集まっている。
歴史的景観を遺したという点では各地の旧街道にも古い宿場町の面影を見られるところがあるけれど、ただ古いだけではなく、色々な観光施設をコンパクトにまとめてここだけで一日を過ごせるようにしたという点で、美観地区はテーマパークの先駆けといってもいいかもしれない。
街歩きや美術鑑賞、食べ歩きに加えて、ファッション(倉敷デニムストリート)、スポーツ(星野仙一記念館)、アニメ(いがらしゆみこ美術館)と見どころ満載で、どこへ行こうかとガイドブックを見ているだけでおなかいっぱいになってしまうかもね。