2019年1月23日(水)

カトリック片瀬教会

神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目2-35

司祭館

木立の間から下見板張りの洋館が見えた。かつてこの地に避暑に訪れた外国人の別荘の名残だろうか。正体を探ろうと敷地の正面に回ってみると、隣に純和風の建物が建っている。その屋根に十字架を発見して驚いた。

聖堂

元は仏教のお寺だったものが、キリスト教に回心してしまったのだろうか。表札には「カトリック片瀬教会」とあった。

教会のホームページによると、大正13年(1924)に土地の名士であった山本家の自宅を仮聖堂としてミサをあげるようになったのが教会の始まりだという。山本家の名前は、教会の前に架かる境川の山本橋や隣の山本公園に残されている。

現在の聖堂は、昭和14年(1939)に当時の司祭の要望で純和式建築として建てられ献堂されたもので、お寺の転用ではなかった。洋館は、司祭館として使用されているそうだ。

妻に描かれた天使の絵は、天草四郎の陣中旗の図柄を真似たものだという。外観が和風なことと隠れキリシタンに関係はないと思うけれど、意識したのか偶然か、絶妙の取り合わせが面白い。