2019年4月3日(水)

南アルプス展望

山梨県甲州市塩山上小田原59-1 小松尾バス停付近

南アルプス

振り返りながら見てきた南アルプスが、眼下に見える甲府盆地をはさんで真横に見える場所に来た。スタートした塩山駅からは頭がちょっと覗いているだけだった山々が、頑張って登ってきた甲斐あって裾野まで丸々見えている。特に展望台として用意されているわけではないただの道端だけれど、もしかしたらここが最初で最後の絶景ポイントかもしれない。

山道

高校の山岳部に入って、最初の夏合宿が南アルプスの白根三山から塩見岳の縦走だった。初めての単独行は荒川三山から赤石・聖を経て茶臼岳まで、大学での最初の夏合宿は大井川奥西河内、と南アルプスにはたくさんの思い出がある。

社会人になって、山からは足が遠のいてしまった。麓から見るのだって、何十年ぶりだろうか。しばらく思い出すことがなかった数々の思い出が走馬灯のようにまぶたによみがえって、少しセンチな気分になった。