2019年8月21日(水)

蒲田駅前東口広場

東京都大田区蒲田5-13

作品1

最近、街角のパブリックアートが気になって見て回っている。以前のわたしを含め、世の中の大半の人は、駅前や公園にあるアート作品やアートっぽいオブジェは気に留めないものだ。

作品2

そういう状況だから作品や作者の名前が明らかにされていないものも多い。JR蒲田駅前の「上昇気流」と題されたオブジェには、題名はついていたが作者は記されていなかった。

検索をしてみると、東京工科大学デザイン学部教授だった横川昇二氏(2014年没)がヒットした。大学のキャンパスと自身のデザイン事務所が蒲田にあった縁で、駅前広場の整備とモニュメントの制作に携わったという。大学のHPによると隅田川の桜橋をはじめ数々の環境デザインプロジェクトに関与しているようだが、表に名前が出ることは少なかったようだ。

世の中のいろいろは、たくさんの無名の人たちが作っているんだな、と改めて気づかされた。

上昇気流 | 新島「モヤイ像」の由来