広小坪の褶曲と断層
広島県呉市広小坪1-38-5 付近
呉からとびしま海道の入口までは、国道185号線に沿ったさざなみ海道を行く。観光パンフレットには「心地よい海風と磯の香り」と紹介されているけれど、それは先の方の話。スタート直後に長い休山トンネルをくぐり、その先も山の中になるので、海沿いの県道広仁方停車場線(279号)を走ることにした。
その途中の住宅街に、場違いともいえる断層面の露頭がある。
人気の旅番組「ブラタモリ」(NHK)のおかげで一般の人にも知られるようになった(?)「断層」だが、まだまだ普通の人には難しい存在だ。文化財に指定された名所ではあるらしいのだが、例えば写真を撮るとして、どの部分に注目したらよいのかがわからない。「ブラタモリ」のように専門家が突然現れて説明してくれたらよかったのに。
とりあえずこの区間で自転車を降りて見るようなところはここだけ。あとは青い海を間近に見る快走路が続く。後半は目の前にとびしま海道の入口安芸灘大橋と女猫の瀬戸を望む絶景ロードだ。