三之瀬地区
広島県呉市下蒲刈町三之瀬
とびしま海道第一の立寄りポイント、下蒲刈島の三之瀬地区は、江戸時代に瀬戸内海の海上交通の要衝として栄えたところだ。番所や本陣の遺構や資料館、蘭島閣美術館などの史跡や文化施設が集中している。
なかでも松濤園にある朝鮮通信使資料館には、2017年にユネスコの世界記憶遺産に登録された朝鮮通信使関連資料が所蔵されているということで、注目を集めている。
メインストリートには石畳が敷かれ、回遊して散策しやすい環境が整っている。松濤園裏の海沿いの道も気持ちがいい。
ところが、なんと、地区の施設はすべて今日火曜日が定休日。お店なども横並びに休んでいるので、どこにも立ち寄ることができない。外観を見て回るだけでもいい雰囲気ではあるけれど、なんとも残念だ。また来る機会はあるかなぁ。
まぁ、おかげで観光客がいなくて静かで良かったよ。美術館や資料館で時間をとったら、先の行程が苦しくなるかもしれないしね。…と負け惜しみを言って、先を急ぐことにした。