船折瀬戸
愛媛県今治市伯方町有津甲1979番地 船折瀬戸展望駐車場
展望台に掲示されていたタイムテーブルに書かれていたタイトルは、「船折瀬戸最強時刻」。
たぶん、その激しさに船も折れるといわれる船折瀬戸の潮の流れが一番速くなる時がいつか、ということを示しているのだと想像はつくけれど、「最強」というゲームのボスキャラを形容するような表現にちょっと笑ってしまう。
カレンダーに沿ってその日の満潮と干潮の時刻が書いてあるが、いつが「最強の時刻」なのかがわからない。「潮(大小)」という欄は、「大」なら月の中でもこの日が最強ということなのだろうと思ったが、大中小のほかに長若という表記もあってますます混乱する。
案の定、あとから来たサイクリストに「最強、…ってなんすかね?」と声を掛けられた。初めて会った同好の志との会話のきっかけづくりとしては、目の前の絶景よりも効果は絶大だ。
しばらく眺めていると、潮流体験の観光船がやってきた。白波を立ててクルクル回っているのが、潮の流れに翻弄されているのか、そういう運転をしているのか、外目にはわかりづらい。潮流体験はいつかはやってみたいイベントなのだが、今回は残念ながら寄道する時間がないなぁ。