カラーマンホール
愛媛県松山市高砂町3-123 伊予鉄踏切脇
伊予鉄道がよくわからない。松山市内をぐるぐる回っているほか、郊外へも路線を伸ばしていて、鉄道区間と軌道区間が混在してる。すべての車両がオレンジ一色に統一されているので区別がつきにくく、さっき路面電車(軌道)だと思って見た電車が鉄道(専用軌道)に変身したように見えたりして混乱する。
二つの線路が直交していて、路面電車が踏切で止められて電車の通過を待つ、なんていう不思議な景色がみられるところもあるから驚きだ。
道後温泉に向かう途中に踏切待ちをしていたら路面電車型の車両がやってきた。写真を撮って足元を見るとカラーマンホールがあった。
市の花・ヤブツバキを中央に、日本三大絣のひとつ「伊予絣」の井桁文様(♯)を縁取りにあしらったデザインだ。
絣織りといえば久留米絣(福岡県久留米市)しか知らなかったが、これに備後絣(広島県福山市)、伊予絣(愛媛県松山市)を加えて日本三大絣というのだそうだ。たかがマンホールと侮れない、貴重な情報を教えてもらった。