2020年3月11日(水)

グローイング・ガーデナー

東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー

グローイング・ガーデナー

大崎駅付近の山手線の車窓から見える不思議なおじさんが気になっていた。サンタクロースかと思っていたのだが、よくよく見ると白雪姫のお話に出てくる森の小人のようにも見える。帽子の先が空に向かって長々と伸びている。

グローイング・ガーデナー

作品のタイトルは「グローイング・ガーデナー」"Growing Gardener" 2006,Inges Idee。作者にクレジットされているインゲス・イデーはドイツの4人組の作家集団で、十和田市現代美術館や愛知の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)などにもユーモラスな作品が展示されている。

彼の正体は森を守る庭師(gardener)。小人(dwarf)であるはずなのに、草木と一緒に自分自身も成長(growing)して人間並みの大きさになり、さらに伸び続けているところだ。大きくなると言っても巨人になるのではなく、頭の先だけがひょろひょろと伸びているユーモアが楽しい。

今日はシナモロールのデザインマンホールを探して品川区内を廻ってきた。このビルの後ろの目黒川に架かる人道橋「鈴懸歩道橋」の袂に満開の桜の上を飛ぶシナモンのマンホールが設置されている。

目黒川の桜とシナモロール