ワールドカップ大橋の桜
神奈川県横浜市港北区新横浜3-26、27 ワールドカップ大橋東橋詰周辺
鶴見川の桜を見た憶えがなかったので、横浜へ行った帰り道にいつもの綱島街道から折れて鶴見川沿いを走ってきた。と言っても、賑わっていたのは菜の花がきれいに咲いていた綱島の河川敷（左岸）ぐらいで、しばらく走っても特に花見の名所のようなところは見当たらない。
日産スタジアムの近くまで来たところで、やっと右岸の土手に鮮やかな濃いピンクの桜が咲いているのに出会った。
鶴見川と烏山川の合流部に架かるワールドカップ大橋の橋詰、下流側の土手に咲く横浜緋桜が満開だ。上流側のソメイヨシノもポツポツと咲き始めて、お花見の人がたくさん訪れている。
木が小さいせいか、世の中の自粛ムードのせいか、花見の大宴会を開くようなグループはなく、訪れる人はみな「散歩のついで」という顔をして静かに桜を愛でている。可憐な花が、そういう雰囲気によく似合う。
鶴見川沿いに帰ってくると、最後に生田の山越えをさせられるのが辛いのだけれど、素敵な桜が見られたから良かった。
（参考）2020年の東京の桜開花宣言は観測史上最も早い3月14日、横浜は18日でした。