ハッピーラッキーマンホール
東京都北区赤羽1-67 赤羽駅北ガード下
道の真ん中にあるマンホールは踏まれて当たり前。ところが、どこかの町で観光用に有名人の肖像をデザインしたところ、「踏んでは失礼」と苦情が来て撤去する騒ぎになったと聞いた覚えがあるような、無いような。日野駅前の土方歳三マンホールは、踏まないようにまわりを柵で囲っているほどだ。
それをわざわざ、「踏むと幸せになれるハッピーラッキーマンホール」と謳うとは。
踏まれているのは、漫画「東京都北区赤羽」の作者・清野とおる。ズバリな題名で赤羽を有名にしたとは言え、漫画で描かれる赤羽はかなりカオスで怪しい。それなのにこんなメジャーな扱いを受けて良いのか、と自虐的な思いでこんなデザインにしたのだろうか。
あるいは、配偶者が女優の壇蜜なので、SMを意識したのかな?。
マンホールファンとしてはきれいな写真を撮るためにあまり踏んでほしくはないのだが、写真を撮りながらその意に反して自ら踏んでしまった。…倒錯している。