渋谷JR高架下ギャラリー計画
東京都渋谷区神宮前6-20付近 JR上渋谷架道橋下
新しくなった宮下公園から公園通方面へ行く途中、JRのガード下に新聞の漫画で見たことのあるしりあがり寿のキャラクターたちがたくさん描かれているのに気がついた。向かい合った壁や反対側の通路にも、複数の作者の絵が、よくある落書きではなくアート作品として丁寧に描かれている。
キャットストリートの入口に立っていた"ARROW TREE"と同じ「シブヤ・アロープロジェクト」(2019)の作品で、矢印の方向も同じ青山学院大学を示している。
しりあがり寿以外は、わたしには馴染みのない作家だったけれど、ストリートアートらしいテイストの作品ばかりで、いかにも渋谷らしい。なかでも、小町渉の叫ぶ(歌う?)男性と薔薇の絵がインディーズレーベルのレコードジャケットっぽくってわたしは好きだ。
今後も災害時の一時退避場所をガイドする矢印は、渋谷の街に増えて行く予定だという。次はどんな作品が登場するか、楽しみだ。