齋藤素巖 彫刻の小径
東京都小平市天神町2-57 小平ふるさと村周辺 多摩湖自転車歩行者道沿い
多摩湖自転車歩行者道の小平市区間の沿道に、16基17点の彫刻作品が設置されている。昭和18年(1943)から亡くなる昭和49年(1974)までを、小平市で過ごした彫刻家・齋藤素巖の作品だ。
遺族から小平市に寄贈された石膏原型から選んでブロンズ鋳造されたもので、作品が設置された区間は「齋藤素巖 彫刻の小径」と名付けられている。
難しい顔をした「自然科学者」などの人物像がある一方で、絵本から飛び出してきたような「カバ」やクマの忘れ物を狙うキツネ(「遺失物」)もいて、おとなも子どもも楽しめる幅広いラインナップが揃っている。
いつもはわき目もふらずに自転車で駆け抜けてしまうことが多いけれど、たまには自転車を降りて、芸術の秋を楽しむのはいかが。
・「カバ」制作年不詳
・「遺失物」制作年 1950年