ワッくん
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3-20-1 鶴見区役所付近
ワッくんは横浜市鶴見区のマスコットキャラクターだ。昭和63年に行われた「つるみフェスティバル‘88」で誕生し、その後、区のマスコットに引継がれた。
キャラクター選定理由の一つに、鶴見区の形がワニの横顔に似ていることが挙げられている。鶴見川も、流域の形がバクに似ていることからバクがマスコットになっていて、道案内の標識などに描かれている。鶴見は地形を動物に見立てるのが好きらしい。
区役所前で見つけたマンホールには、自転車に乗ったワッくんがデザインされている。「しゃどうがわをゆっくりはしろう」と、自転車マナーを啓蒙するメッセージが添えられていた。
自転車も通行可能な歩道では、多くの場合「歩行者優先」が強調されていて、自転車は邪魔者扱いされているような印象を受けることがある。本来軽車両である自転車は車道を走るべきという建前論はあるけれど、現代の車道の状況を見るとそれを言うのは酷というモノだ。
だから、こんな風に自転車寄りのスタンスで言ってもらえるとホッとする。ワッくん、ありがとう。