自転車は車道を走ろう
神奈川県相模原市中央区小山(南北道路)
2015年(平成27年)に道路交通法が一部改正されて自転車に対する取り締まりが厳しくなった。それに伴って、軽車両である自転車は規則通り車道を走るようにと、車道の端に自転車の走路を示すサインを描いた道路が増えている。
そうは言っても、交通量の多い街中で車道を走るのは怖い。走り慣れているスポーツ自転車系のライダーはともかく、ママチャリ派の人たちは今も歩道を走っている。
しかし、なかには歩行者そこのけで爆走している人もいて問題になっている。右側通行(逆走)や信号無視も多く、まだまだ自転車に乗る人たちに交通ルールは浸透していないようだ。
JR横浜線相模原駅前から北へ延びる道路で見つけた自転車道サインには、そういう人向けなのか、前かごのついたママチャリ風の絵が描かれていた。サドルにどっかりと腰を下ろした乗り方に生活感を感じる。いかにも車道を走らない人代表といったイメージだ。
歩道は広く、石畳ではなく道路と同じ舗装がされていて、「自転車も歩道をどうぞ」と言わんばかりの状況だが、ルールはきっちりと守ってもらわなければいけませんと手厳しい。幸い、道幅は広く交通量も少ないので、走り慣れない人でも自転車で車道を走れると思うけれど、わかってもらえるかな。
※ 右の写真は東京都内のサイン(八王子市南大沢2丁目)