2021年3月10日(水)

志村けんの木

東京都東村山市本町2-3-69 東村山駅東口

志村けんの木

今日は多摩湖東側の東村山、東久留米周辺を走って回ったのだが、土地勘が無いので結構迷ってうろうろした。

わたしは多摩川の民なのでもともと中央線の北側には疎いのだが、武蔵村山、東村山、東久留米、東大和、と似たような名前の地名が多いのもわかりにくさを助長している。

もう一つわたしを困らせているのが「東村山音頭」の存在だ。ザ・ドリフターズの伝説のバラエティ番組「8時だョ!全員集合」で志村けんが歌ったこの歌によって、わたしの頭の中ではあの辺のすべての市町村が「東村山」になってしまった。

西武鉄道東村山駅前には、市の名前を一躍有名にしたこの歌と彼の功績を記念して昭和51年(1976)に植樹されたケヤキの木がある。「8時だョ!全員集合」が低俗番組だとしてPTAから目を付けられていた時代には、ひっそりと木を植えることが精いっぱいだったのだろう。平成27年(2015)になってやっと、その前のバス停脇にいわれを記した記念樹看板が設置された。

もうすぐ、彼が亡くなって一年になろうとしている。コロナ禍を他人事のように思って漫然と過ごしていた人々の空気が、あの日を境にピリッと引き締まったように感じたのはわたしだけではないだろう。今二度目の緊急事態宣言下に、いま一度あの日の気持ちを思い出せよと、葉を落とした3本のけやきは言っているように思えた。

※ 志村けんは、2020年3月29日、新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎のため死去。その後、東村山市名誉市民に選定された。

「志村けんの木」記念樹看板