2021年3月30日(火)

飛 翔

東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学 大岡山キャンパス

飛翔

イルカのような、サメのような、あるいはツバメにも見える。なんだかわからないが勢いのある生き物が、群れをなして空へと昇っていく。

未来へ羽ばたく俊英を育てる大学のエントランスに置くにふさわしい作品だ。

駅前

美しい紺碧の色は、海の藍か空の青か。ちりばめられた金箔は輝く水しぶきか。

大学のHPによると、作者の宮田亮平が制作テーマにしている「イルカ」と、大学のシンボルマークである「ツバメ」を融合させたものだという。科学・技術(東工大)と芸術・文化(藝大)の協奏を意図して、当時東京藝術大学長だった作者に制作が依頼されたのだそうだ。

・飛翔、宮田亮平、2009年5月26日