ウルトラマンのモニュメント
福島県須賀川市北町 / 上北町 / 宮先町 / 中町 松明通り
須賀川駅から町の中心部に向かう松明通りを歩いていく。釈迦堂川を渡ってすぐ、ウルトラマンタロウに出会った。100mも行かないうちに道の反対側に現れたのはウルトラマンエース。心は一気に子供時代に戻った。
松明通りが等躬通りに替わる県道63号との交差点まで、1qほどの区間の沿道をウルトラマンファミリーと怪獣たち12体の像が飾っている。少し離れた須賀川市役所の光の広場では、ウルトラの父が市民を見守っている。
街を歩いていて、ウルトラマン一色の景色にワクワクが止まらない。
「ウルトラマン」の放映が始まったのは昭和41年(1966)。前後する「ウルトラQ」から「ウルトラセブン」までが、当時小学生だったわたしのウルトラ黄金時代だ。毎週テレビにかじりつき、学校ではウルトラマンや怪獣の話ばかり。以後、現在に至るまで様々なウルトラマンシリーズが放送されてきたが、わたしにとっては(初代)ウルトラマンが一番だし、一般的にもウルトラマンの人気はゆるぎないように思う。
コロナ禍のせいか観光客然とした人の姿は見かけなかったけれど、たまたま通りかかった地元の方と思われる年配のおじさんが、ササっと寄って来て写真を撮って去っていく姿を見て、まだまだウルトラマンはわたしたちのヒーローなんだなと思った。