ストローク(筆跡)は、人間の根源的なコミュニケーションの手段としての文字の原型であり、洞窟壁画からインスピレーションを受けています。生命の根源の水場にふさわしいと考えました。新たなコミュニケーションの発着場として船着場が新たなシンボルとなるように描きました。水辺との調和から水色にしました。天王洲という都市と水辺の自然の調和をストローク(筆跡)に込めています。
Rafael Sliks | ラファエルスリクス
1981年ブラジル生まれ。ブラジル、サンパウロで活躍するグラフィティアーティスト。アールヌーボー、シュールレアリスム、表現主義に影響を受け、近年では新たな表現に挑戦することでグラフィティ表現の可能性を広げている。主なグループ展に「Compendium: Post Graffiti Contemporary Abstraction」(Treason Gallery, 2017)など。ヨーロッパ、アメリカを中心に様々な場所で展示を行い、活躍している。