金王桜
東京都渋谷区渋谷3-5-12 (金王八幡宮)
渋谷の金王八幡宮に咲く金王桜(こんのうざくら)は、一枝に一重と八重の花が入り混じって咲く珍しい桜だ。
左写真左側の花には、5枚の花びらの中にもう一枚余計な花びらがついている。これは雄しべが花弁化したもので、これが何枚も集まると八重桜に見えるというわけだ。
やっと街中のソメイヨシノが満開になろうかという頃、本殿脇の金王桜はそろそろ盛りを過ぎようとしていた。もう少し早く見に来れば、八重のように見える花も見られたのだろうが、今日はこんな残骸のような花しか見つけることができなかったのが残念だ。
(参考)2011年の東京の桜開花宣言は、3月28日でした。
(渋谷区教育委員会の説明板) : 金王桜 | 金王八幡宮社殿及び門