パーマンとドラえもん
神奈川県川崎市中原区等々力1-1 等々力陸上競技場
パーマンがサッカーボールの上に足を置いて手を挙げている。大事な場面でフリーキックを蹴ろうというところなのかな。ドラえもんがメガホンを持って応援している。
昭和42年(1967)にアニメが放送されていたパーマンは、オバケのQ太郎と共にわたしの子ども時代を彩った想い出の藤子作品のひとつだ。
当時のマンガの主人公は、勉強もスポーツも苦手な子どもが多かった(※)。スポーツといえば野球という時代だったので、パーマンのミツ夫君もドラえもんののび太君も外野フライを取り損ねて頭に当てたり空振りをして仲間にやじられたりというお決まりのシーンをたびたび演じていた。
だからこのポーズには違和感があるけれど、時代が変わってパーマンもサッカーが上手になったのかと思うと嬉しくもある。きっと中村俊輔みたいなスーパーゴールを決めてくれることだろう。
※ 別の作者の作品だが、その名もずばり「丸出だめ夫」(森田拳次)なんていう作品もあったほどだ