2022年2月8日(火)

海へと駆け下りる道

神奈川県逗子市小坪5-15 飯島トンネル

材木座

ずっと海沿いを走るつもりだったのに、逗子から鎌倉にむかう国道134号は、途中、海沿いのリゾート地逗子マリーナを避けて岬の根元を横切る山道になった。

標識

源頼朝が鎌倉に幕府を開いたのは三方を山に囲まれていて攻めにくいからだ、と歴史の勉強で習ったとおりだ。

山越えの道は切通しになっていて、周りの景色が見えないまま下り勾配6%の坂道でトンネルに突入する。その先に鎌倉の海が見えた。

暗闇から一気に光の中に飛び込む、まるで遊園地のアトラクションのような展開に思わず歓声が上がる。下り坂のスピードにのって、気持ちはそのまま海に飛び込んでいく。

なんという爽快感、なんという絶景。あまりの楽しさに二往復した。